結婚式に呼ぶゲストは、新郎新婦にとって大切な方々ばかり。中には遠方から駆けつけてくれる人も。そのようなゲストの皆様へ感謝の気持ちを伝えるため、席札にメッセージを添える方法があります。出席した結婚式で、席札にメッセージがあったら嬉しいもの。この記事では、そもそも席札とはどのようなものか、そして席札に書くメッセージの文例をご紹介します
まず最初に、結婚式の席札について解説します。
席札とはゲストのお席に配される、ゲストのご芳名を記した札のことです。ゲストが座る席を明確にする役割もあります。
最近ではゲストへのおもてなしやデザインの一環としておしゃれな席札を用意するケースもあり、席札の作成には専門の印刷会社に依頼する方法と、自分達で作る、いわゆるDIYする方法があります。
続いて、席札に添えるメッセージ文例をご紹介します。
メッセージは席札の裏面に書き記す方法があれば、席札の横に添える方法もあります。
ここでは席札にメッセージを添える際の基本マナーと、両親・兄弟・親族・友人別の文例をご紹介します。
あなたの思いが詰まったメッセージであれば、喜んでもらえること間違いなし!
席札に文章を書くときの基本
席札にメッセージを書く際のポイントは「重ね言葉や忌み言葉を使わないこと」にあり!
忌み言葉の例:別れ、ますます、苦しい、終わる
こちらの記事でも忌み言葉をご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
また、フォーマルな場なので、黒やネイビーのインクで文字を書くことも基本ルール。
そして
感謝の言葉→エピソード→締めという流れで書くとキレイに収まりやすいでしょう。
両親へおすすめの文例
両親へのメッセージは、温かい言葉で、今までお世話になったことや楽しかったことと、感謝を伝えるようにしましょう。
この日を迎えられたのは、お父さん(お母さん)がここまで育ててくれたおかげです。
たくさんわがままを言って困らせてごめんなさい。
これからは、お父さんやお母さんのように仲の良い家庭を築いていきます。
今日は楽しんでいってね!
兄弟へおすすめの文例
兄弟や姉妹にも感謝を伝えましょう。思い出話などを入れると、より良い席札のメッセージに!
今日は、忙しいなか来てくれてありがとう!
兄さん(姉さん)には、たくさんお世話になりました。
そのぶん喧嘩も多かったけれど、今となっては楽しい思い出です。
兄さん(姉さん)を結婚式に呼べてよかった!
今日の式、楽しんでもらえるといいな。
これからもずっとよろしくね。
親族へおすすめの文例
親族との親密度にもよりますが、昔のエピソードなどを書くのも◎。ただし、ネガティブな内容や失敗談の思い出は避けて。
本日は、ご列席くださりありがとうございます。
〇〇さんは、私のことを幼い頃からとても可愛がってくれました。
色々なことを教えてくれて、うれしかったのを覚えています。
今後もよろしくお願いいたします。
友人へおすすめの文例
友人へのメッセージは、友人との思い出話やエピソード、今後も変わらないお付き合いのお願いを入れると良いでしょう。
今日は、遠くから来てくれてありがとう。
◯◯ちゃんとは長いお付き合いだけど、まさかお互いの結婚式に出るとは思わなかったね!
この年まで仲良くしてくれて、本当に嬉しい。
高校生の頃、彼氏がいないなんて言い合っていたのが懐かしいな。
これからもよろしくね。
今日は楽しんでいってください!
ところで、席札のアレンジには様々な方法があります。
席札はゲストをおもてなしし、思い出にもなる重要なアイテムの一つです。
そこでここではDIYできる3つの席札アレンジをご紹介します。
写真つき席札
まず一つ目が、ご芳名と一緒に写真を添える方法です。
参列者が親しい方中心のお式の場合、この方法もおすすめ。
思い出の写真を席札に使うと思い出話に花が咲くことも!
お式にあわせた装飾デザイン席札
お式のカラーに合わせたデザインの席札もおすすめです。
また、ドライフラワーをあしらった席札も華やかで結婚式にピッタリ!
インスタグラムやYoutubeを検索すると、様々な席札が投稿されています。
インスタのハッシュタグであれば「#席札手作り」、Youtubeであれば「結婚式DIY」などで検索すると見つかります。
タイル系の席札
席札を紙ではなく「タイル」で作る方法もあります。
紙とは違った演出をしたいときに向いています。
専門の会社に依頼したり、自作することもできます。
また、タイル以外にも、タグ風でスタイリッシュに、貝殻や松ぼっくりの自然素材でナチュラルに、キュートなフラッグでかわいくといったアレンジもできます。
結婚式の席札は、紙にこだわらず様々な素材で作れます。
また、メッセージを添えた席札は感謝を伝えられるのでおすすめです。
結婚式のコンセプトに合った席札を作成して、思い出に残る式にしましょう!